Aug 30, 2016

近況。

近況というか。四十肩ばかりじゃない、ここのところの諸々を。

ライブ以外では、ここしばらくは再び宅録に取り組んだり、サボったり。 ワダマンボ宅録の続きみたいのをやってみたりしていました。

それに絡んでというか、先日、渋谷の虎子食堂でやらせてもらったアフロ・ラテン・セットのデモ録音的なのも。自分のなかではワダマンボ宅録も含め、全部延長線上に乗っけてやろうと思っているのですが、こちらがなかなかに手強くも楽しい作業です。

SOUL BONANZAのヒデさんはじめ、TOKYO SABROSO、それからHIGHLIFE HEAVENの皆さんたちからお題やヒントをもらって、 そこから自分なりの音をカセットMTRで録って、聴いてもらって、というのを幾度か繰り返しています。

60年代のアフリカの音を改めて、それこそ膨大な曲を聴き返しています。
別にアフリカに限ったことではなくて、確固たるスタイルが出来上がるちょっと手前の雑然とした雰囲気がすごく好きで。

器用でも利口でもないから、カラダとアタマに入れ込むまでには時間がかかるけど、単純に企画モノみたいなやり方は勿体ないというか、無理だろうと思うので。ヒデさんたちの優しさに甘えて、たっぷり時間をもらっている、という次第であります。

サウンド・クラウドに幾つか、色々と録り貯めてたのを上げてますので、よかったら。
(ヘッポコな録音もあります。)
https://soundcloud.com/wadamambo

Aug 29, 2016

民クル・リリパ。

久々ブログ。

みなさまお元気でしょうか。ワダは最近、肩が上がりません。朝起きたら、腕がシビれていたりして。四十肩ってやつなのだろうか。ギターを弾く分には問題ないのですが、ギター・アンプの搬入の際にダメージ喰らったりしています。そんなこんな。

昨夜は、アンディと二人で呼んで頂きました。民謡クルセイダーズのリリースパーティ@渋谷ROOM。

民謡クルセイダーズは、リーダーの田中克海くん(ギターを構える位置が高い)に誘ってもらって、数年前に何度か福生のイベントなどでご一緒して以来。

民謡を極太リズムで。さらに変態的アレンジで。おぉ、この手があったか!と、目からウロコなハイブリッド音楽であります。隙間産業バンザイ!
そういうアレンジや企みもさることながら、フレディさん、メグちゃんの歌晴らし。コブシのグルーヴです。こればかりは、ちゃんとやってるヒトじゃないと難しいんだろうな。と、聴き入ってしまいました。 

ワダマンボのセットでは、民クルのゲストで来ていたIZPONがリハーサルの最中から当たり前に叩いてくれていたので、本番もご一緒してもらい急遽の三人編成に。楽しかったなぁ。
たまにやっている自作のインスト曲 "WINO"というのがあるのですが、全然打ち合わせなくお任せしたら、チカーノな雰囲気になって嬉しかった。

誰かとやるとき、特に、リズム楽器に関しては全く説明しないでやってもらうことが多くて。そうすると、そのひとなりのメロディとかリズムの解釈とか、バックボーンとかが感じられて、ニンマリしてしまうのですね。

あと、新しい時事ネタ・カリプソにもチャレンジしてみました。近づいてる台風が「ライオンロック」って名前でカッコイイのでこれは歌っておこうと、台風のカリプソってなかったっけな、と探したら、ロード・ビギナーの "Jamaica Hurricane" を発見!
おぉ、いい曲。これを元にして、賞味期限の非常に短い一曲になりました。


忘備録としてセットリストを。
1. Bakelite Special
2. I Wish You Love
3. WINO
4. Bed Bug
5. Delicado
6. ライオンロック (Jamaica Hurricane)
7. Four Mills Brothers
8. Tiny Twelve Bars

渋谷のROOM、じつは初めて行ったのですが、良いお店ですね。居心地良かった。







Apr 17, 2016

地震。

九州の地震が心配。

いつも突然やってくるのだな。
ぼくらは不確かな地面の上に乗っかって生きているのだということを、再び確認させられる。

地震の被害にあわれた皆さんが1日も早く平穏な日常を取り戻せますように。

そして、やはり。ひとまずにしろ原発は止めるべきだと思う。徹底した安全対策。

活断層だったり、プレートだったり、火山活動だったり、それらの入り混じった事情だったりするのだろうか。結局のところ、地震のメカニズムは詳しくはわかっていないようで。
前代未聞の事態なのだろう。あれは前震だった、これが本震で、余震が…と、あとから解析してるに過ぎないのに。これからどうなるのか、いつまで揺れは続くのか、照らし合わせるほどのデータを人類の短い歴史は持ち合わせていないんじゃないか。

だから。念には念を入れて、ひとまず止める。当たり前だと思う。


恐らく、大きな揺れを食らったらひとたまりもない、こんな古屋に暮らしているくせに、呑気にいつも通りを過ごすのが、少し後ろめたくなっているのです。

どうか。どうか。皆さんご無事で。

Feb 15, 2016

44歳になりました。

パワーズ2お越し頂いた皆さん、ありがとう。ありがとう。

最高のロックンロール・バンド、ネタンダーズをお招きして、厚かましくも自分の誕生日前々日を祝って頂きました。お気遣いいただいた皆さん、本当にありがとう。ネタンダーズの皆さんにまでフルーツ盛り合わせを頂いたりして。すみません。すみません。嬉しい夜でありました。


これといって物凄い野望がある訳ではないですが、平和にマニアックに歳を重ねられたら良いですね。楽器とレコードとガラクタとネコに囲まれて。あ、今夜は駄菓子にも囲まれています。44歳です。

どうぞ、引き続きお付き合い頂けたら幸いです。愛してます。

Feb 7, 2016

ゆるりら

恒例、成増の美容室 ゆるりら でのライブ。毎度のアットホームな雰囲気が最高でした。来てくれた皆さん、ありがとう。ありがとう。音の響き方が絶妙なのは、鏡のせいだろうか。本当に好きな場所なのです。美容室だけど。

本日、あろうことか夫婦二人して上着を忘れて出かけてしまい、クルマを降りる度にブルブルと凍えていました。これはもう、クルマに積んでいた寝袋に包まっ て、キョンシーのように歩くしかないかも、と真剣に検討しましたが、なんとか耐え抜きました。やればできます。風の子!でも、やっぱ上着っていいよね。

追伸:
成増の行きがてら、大泉学園のリサイクル屋に立ち寄ったところ、駐車場でハリガリ・アンサンブルの水野さんをお見かけしました。「あ、水野さん!」とクラ クションを鳴らしてみたら、見たことない程に険しい表情で振り向かれ、こちらには気付いてない様子。あまりに眼光鋭かったので、お声をかけるのはやめてお きました。あぁ、怖かったや。


Jan 16, 2016

音楽実験室 新世界

音楽実験室 新世界が閉店してしまうという発表がありました。またまた寂しくなる。

本当に僕らによくしてくれて、大好きなお店。カセットコンロスでも沢山お世話になったし、様々なバンドやセッションで演奏させて頂きました。ありがとう。ありがとう。心から。

歴代スタッフ皆さん、ひと癖もふた癖もある個性的な顔ぶれで、色んな話を聞かせてもらえて、ライブ後も、いつもついつい長居してしまう。

そんな話のなかで、伝説のお店や歴史的なライブやイベントのことを教わったり。「オレ、生まれてくんの遅すぎたのかも」とか、羨ましくなるような体験を聞かせてもらうわけです。そんな、東京の音楽シーンをずっと眺めてきた証人たちが関わっている貴重なお店がなくなってしまう。

なにかが起こるときというのは、その始まりは気づかなかったりするのかなぁ、とか思うのです。振り返ると、あの瞬間が始まりだった、みたいな。たぶん、そういう伝説のお店になるんだろうな。 のちの世代が羨ましがるような。

とか、つい感傷的になってしまうのですが、僕とアンディはまだ出演あります。お見逃しなく。悔やまぬように。どうぞどうぞ、情報をお待ちくださいませ。

Jan 12, 2016

寒くなると訃報が多くなる気がします。

寒くなると訃報が多くなる気がします。
オーティス・クレイに続いてデヴィッド・ボウイまで。

訃報を機会に、その偉業に改めて気づかされたということも多いと思う。

それでも良いと思います。「こんな良い曲あったんだ」とか、知らなかったエピソードや、その人となりに感動したり。きっかけは何だって良い。知らないまま通りすぎるよりは、「なんで知ろうとしなかったんだろう」 と、悔しがれば良い。のだと思う。

デヴィッド・ボウイをはじめてカッコイイと思ったのは、ミック・ジャガーと歌った“Dancing In The Street”。昔の録音は、なんだか見た目の奇抜さに、のめり込めなかったのですが。で、遡って聴いていくと、その音楽の素晴らしさに気づかされる。というパターン。
RCサクセションもそんな感じのハマりかただったなぁ。

ソウルやリズム&ブルースが好きなそぶりが見えた途端に安心できるし、信用できるのでした。