もちろん、デューク・オブ・アイアンがカヴァーしたのですが、こういうポピュラー・ヴォーカルというか、王道の歌モノに関して全く知識の足りない自分を思い知らされまする。 長らく、ブラックミュージックとその周辺、という括りでしか音楽を聴いてこなかったので、このテの歌は、ザッツ・エンターティメントな印象で、どうしても後回しになっていました。ナット・キング・コールにしても、トリオ編成の時代の音は頻繁に聴きますが、ビッグバンドやオーケストラをバックにしたのは、年に一度くらいしか針を落とさないもんな。
マイティ・スパロウの "Under My Skin"もしかり。恐らくはフランク・シナトラの歌ったものを聴いてスパロウが取り上げたのだと推測しますが、そういう、芸能の頂点への憧れ、みたいなものを想像して聴くのもまた楽しいです。
デューク・オブ・アイアンの歌う "Bob White"も、ぜひ探してみてください。超楽しいから。ユーチューブとかになかったら、CDでもレコードでも買って聴くと良いと思います。